ブルドクター 法医学 基礎知識 ~ 青酸カリ中毒 ~ [ブルドクター]

☆ブルドクター 法医学を身近に!

法医学って私達にとっては未知なもの。
ドラマを通じてちょっと興味を持ってみようかな・・・。

※今日の法医学の基礎知識
『青酸カリ中毒について(日本で見逃される他殺)』

~千葉大学 大学院 法医学教室 岩瀬博太郎教授 による解説~

警察庁が最近発表した研究結果によると、取り扱った変死事例について、平成10年から現在までに43件の犯罪見逃しがあったことが明らかにされています。このうち二件はドラマ中にも登場した青酸カリ中毒でした。

青酸カリ入りの飲料水を飲み病院へ運ばれ、死亡を確認。警察の検視を受けたものの犯罪性がないと判断され、心不全として処理された事件がありました。
遺体火葬後に別の被害者が出たことから、殺人事件だったことがわかり、マスメディアにも取り上げられた事例があります。

サスペンスドラマや小説では、青酸カリ中毒では、独特の匂いや皮膚の色調が認められ、事件が発覚するという描写が間々ありますが、匂いがしない場合もあれば、匂いを感じない人もいたり、色の変化もさほど顕著でないことが多く、現実にはそんなに簡単に見分けられるものでもありません。

だからこそ、多くの国では、一見犯罪性がなさそうでも、死因が確定しない限りは毒殺等も疑って解剖とそれに付随する諸検査が実施されますが、日本では、警察の初動捜査で見た目や匂いといった五官と勘で犯罪性が必ず見抜けるというような、誤った前提を元に検視がされ、その結果犯罪性が疑われるものだけについて解剖が実施されているにすぎません。

そして、もし犯罪が見逃された場合、担当した警察官の技量の低さが原因とされ、制度の改善がされませんでした。

このようなやり方では、一見何の疑いもないと思われていた事案が、実は犯罪だったということが構造的に含まれるため、永遠に犯罪見逃しは防止できませんし、また場合によっては冤罪を発生させることもあります。

現在政府でも制度の見直しが進められていますが、一刻も早く制度が改善されることを願うばかりです。

〈公式サイトより〉

青酸カリを検索してみるとなぜかふぐが・・・。

ふぐの毒は青酸カリの約1,000倍に匹敵すると言われ、1gの臓器で5,000匹のマウスを殺すほどだそうです。

う~すごい! 恐ろしい~!でもふぐは美味しい~!

ふぐの美味しいもの紹介しますね!
ふぐの子糠漬け・子粕漬け・珍味詰め合わせ・スライス詰め合わせetc んまーいmon屋★
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